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備忘録としてブログを書いていこうと思います.機械学習, DeepLearing,量子アニーリング, 統計力学関連の話題を中心に執筆していきます.

落合陽一 明治を語るを見た感想

最近日本再興戦略という本を買って読んでいます。平成が終わりを迎えようとしていて, 今の現代は江戸時代末期のような動乱の時代でありいわば明治維新が起こる前の状態となっています。

今日はそうした時代背景の中で落合陽一が現代の時代背景を踏まえて明治を語るという動画を見た中で、落合陽一が言っていた印象深い言葉を書き起こして行きたいなと思っています。

「走りながら信頼を作る。 明治維新をなした人々は実際に事をなし, 事をなし続けた人達。だから現代に生きる我々も事をなし続ける必要がある」

こう述べています。考えのベースが変わった現代においてこの発言はとても大切であると考えます。明治維新はどこから始まったのか。

それは長州の吉田松陰が開いた私塾、松下村塾から始まったと思います。この私塾から明治の元勲たちが何人も出ています。

江戸時代も幕府の学校はありました。しかし, その学校を出た人が維新をなした訳ではないのです。

吉田松陰の開いた私塾を語る前に、まず吉田松陰とはどんな男だったのか書いていきたいと思います。

彼は一言で言えば狂った変人です。単身黒船に乗り込もうと海を泳いで渡る男です。 彼はアメリカに行こうとしていました。

パスポートがあれば自由に国々を行き来できるこの時代と異なり、異国に行こうとすれば重罪です。死刑になるかもしれません。

結果彼は黒船に乗り込むのは失敗し、長州に戻されました。

彼が私塾を開いたのは、この時に黒船を自分の目で見たことがきっかけであると僕は思います。

黒船というものがあるらしい。それはアメリカという国から来ていて, この国はそれほど豊かでものすごく高い技術力を持っている。

おそらく江戸にいる人は噂は聞いていたと思います。しかし自分の目で見ることはほとんどの人はしなかったと思います。彼がすごいの自分の目で見に行って, アメリカに渡ろうとしたというガッツがあったことではないでしょうか 。

アメリカに行くことは無理だっただから、アメリカに対抗できるぐらいの人材をこの塾で創って行こうそう考えて、吉田松陰は私塾開いたと思います。

最先端のものや技術があったらまず使って見る。使った後で批評する。これがポジションを取れってことだと思います。

吉田松陰の場合だと黒船に乗り込もうとしたが失敗し, その経験を元に私塾を開き異国に対抗できる人材を創るというポジションをとったのだと思います。

江戸城にいてone of themとしている官僚たちとは異なることを彼はしたわけです。

続く